
こんにちは。現役美容師いーさんです。(@blogger_i_san)
普段サロンワークでヘアカラーをしていてお客様からよく聞くお悩みの1つに

髪色が抜けてくるといつも『赤み』or『黄み』が出てくるんですけど、どうにかなりませんか??
これで悩んでる方も多いのではないでしょうか??
『赤み』や『黄み』で悩んでる方は是非最後まで見てください。
- 『赤み』『黄み』が出てくる理由
- 『赤み』が出てくる髪の対策方法
- 『黄み』が出てくる髪の対策方法
『赤み』『黄み』が出てくる理由
結論から言うと色落ちして、赤みが出る人、黄みが出る人に分かれるのは元々その人が持っている髪質や髪の色素が関係しています。
赤みが出やすい髪の特徴
- 髪が太い
- 髪が硬い
- そもそも髪の色素が赤ベース
黄みが出やすい人の特徴
- 髪が細い
- 髪が柔らかい
- そもそも髪の色素が黄ベース
元々持って生まれたものなので根本から改善する事は出来ません。
ですが、赤みが出にくいように!!黄みが出にくいようにする事は可能です。
『赤み』が出てくる髪の対策方法
カラーは消したい色の反対色を使う事で打ち消す事が出来ます。
色相環で見てみましょう。

赤の反対色は『緑』ですよね。
と言うことは緑で染めれば赤みは消えると言うことになります!!
え、、緑にはしたくないんだけど!!って思った方も多いですよね。
大丈夫です。確かに赤みを消すのには緑が必要ですが、緑で染める必要はないです。希望のカラーに10%程度緑を混ぜるだけで大丈夫なのです。
そのあたりの微調整は美容師側の技術の事になるので今回は語りませんが、
オーダーの時にしっかり『赤みが出るのが嫌』って事を伝えましょう。そうする事で美容師さんが希望のカラーに少し緑をプラスしてくれるでしょう。
美容室でカラーの希望色をオーダーする時に画像を見せてこんな感じって伝える事も多いと思いますので
- オリーブベージュ
- カーキアッシュ
- アッシュベージュ
- プラチナベージュ
などとほんの一例ですが、その様なワードで検索して出てくるような画像の中から希望の色を探して美容師さんに見せると良いと思います。
その時に『後から赤みが出てくるのが嫌』と伝えるのを忘れずに!!
『黄み』が出てくる髪の対策方法
次は黄みの対策方法
先程カラーは消したい色の反対色で染めると良いと言いましたよね。
先程の色相環で黄色の反対色はなんでしたか?
『紫』でしたね。
黄みが出る方は紫で染めましょう。
- パープルグレージュ
- パープルベージュ
- アッシュベージュ
- グレージュ
などと、ほんの一例ですがそのようなワードで検索して出てくる画像の中から希望の色を見つけて美容師さんにオーダーしましょう。
その時に『後から黄みが出るのが嫌』と忘れずに伝えましょう。
まとめ
- 『赤み』『黄み』は髪質や持って生まれた髪の色素によって変わる
- 『赤み』が出る人は緑をプラスして染めると赤みが出にくくなる
- 『黄み』が出る人は紫をプラスして染めると黄みが出にくくなる
最初にも言いましたが、生まれ持った髪の色素が人それぞれにある為完全に赤み、黄みを出ないようにする事は出来ません。
ですが染める色次第で赤みや黄みを出てきにくくしてくれますよ!!
この記事で学んだことを活かして次のヘアカラーの時に役立てて下さい。
そしてヘアカラーを存分に楽しみましょう。